自分にあった枕の選び方とは?高さや・素材などのポイントを紹介

「理想的な睡眠時間は?」と聞かれると、

「1日8時間」と聞かれる方も多いと思います。

いつの間にか常識としていわれるようになっています。この方式に従っていえば、24時間中の8時間、すなわち人生の時間の3分の1を、私たちは睡眠にかけていることになります。

枕選びも重要で、どうせなら自分に合った枕で睡眠したいですよね。

そこでここでは自分に合った枕選びについて解説していきたいと思います。

まくらの必要性について

まくらは、敷寝具と首や頭の間にできる隙間を埋めて理想的な寝姿勢を作るために必要です。

まくらが無いと頸椎(けいつい)を支えられず、肩こりや不眠の原因となる場合もあります。

理想的な寝姿勢は、立った状態での自然な姿勢といわれています。

枕の理想的な枕の高さとは?

理想的な枕の高さは、体格や寝る姿勢、体格の骨格などによって違ってきます。

枕の高さは、十人十色です。

しかし、理想の枕の高さを見つけるポイントは同じのため、次の3つのポイントを参考に理想的な枕を見つけていきましょう。

ポイント1:立っているときの姿勢がとれる枕の高さ

首と背筋がまっすぐになるような高さが理想です。寝ている間もその姿勢をキープできるような高さの枕を選びましょう!

横向きで寝る方は、ご自身の肩幅に合わせて首の骨が頭から背中にかけてまっすぐになる高さが理想です。

ポイント2:頚椎(けいつい)を支える枕の高さ

大人の頭部の重さは体重の1/10といわれています。

例えば、体重60キロの方は6キログラムです。
起きている時は、重たい頭を頸椎という首の骨が支え、寝ている閒は枕がその役割を担います。

頭の重さで枕は沈み込みます。

そうしたときに頚椎を支えるだけの枕の高さが必要になるのです。実際、店舗などで寝てみて、頭部の荷重が枕にちゃんとかかっているかを確かめましょう。

ポイント3:うなじの隙間が埋まる高さ

うなじのすきまが埋まる高さを選ぶのも重要で、仰向けに寝てみたときに、枕を使わないと首の後ろのうなじ部分とベッドの表面の間に隙間ができちゃいます。

その隙間をしっかり埋めて、枕が密着している状態にするだけの高さが必要です。

枕が高かったり低かったりすると体に不調がでる

 

枕が高すぎる場合

 

 

 

枕が高いと首の下にすきまができるので、口や肩に負担がかかってしまいます。朝起きると肩や首の痛みがある方は、枕が高いのが原因かもしれません。

また、呼吸がしにくく、頭痛・肩こり・いびき等が発生してしまうときも枕が高い可能性がありますので、上記でご紹介したポイントをしっかりご覧ください。

逆に枕が低いと、けいついを支え辛くなってしまうので、肩こりや寝違えを起こす原因となります。

まくらの素材について

枕の素材には、色々なものがあります。

昔ながらの「そば殻」、ストローを細かく切ったような「パイプ」、ポリエステルなどの「わた」、高反発・低反発などがある「ウレタンフォーム」、細かいつぶつぶの「ビーズ」、掛け布団にも使われる「羽根・羽毛」などなど。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、素材選びで重要なのは、自分に合っているかどうかです。

寝具の取り扱い店で有名な、ニトリやIKEA布さんやなどでも実際枕を試すことができるので、そこで自分がしっくりとくる枕の素材を探すことができます。

柔らかい素材と硬い素材はどっちがいい?

一般的に、やわらかすぎる枕は、頭部が深く沈んで頭と枕の接触面が大きくなるため、寝苦しくなってしまいがちです。また、かたすぎる枕は、接触面が小さく、後頭部だけで支えるために、首筋が安定しません。枕の硬さは、枕の素材によって変化します。

また、布団の硬さによっても違ってくるので一概にどっちが良くて悪いかは決めることができません。

快眠のポイントである「頭寒足熱」を考えると、枕の素材は、(1)熱がこもらない、(2)汗を吸放湿させる、(3)通気性が良いものが望ましいものです。また、(4)衛生的な洗える素材、(5)へたりが少ない型くずれしにくい素材というのも枕選びで重要なポイントです。

では、素材のメリットとデメリットについて見ていきましょう!

・「パイプ」の特徴
硬さは普通。
通気性が良い。
水洗いができるので清潔。
弾力性があり、ヘタりづらく、長持ちしやすい。
虫の心配がない。
パイプを出し入れして高さ調節できる枕が多い

・「ポリエステルわた」の特徴
硬さはやわらかめ。
弾力性があり、ふんわりとやわらかく、ボリューム感がある
軽い
頭の形にフィットしやすい
洗えるものと洗えないものがある
ポリエステルわた枕のおすすめアイテム

・「低反発ウレタン」の特徴
硬さはやわらかめ。
マシュマロのような感触。
圧力をかけるとゆっくり沈み込み、離すとゆっくりと戻る。
頭の形にフィットしやすい。
通気性が乏しく、蒸れやすい。
温度によって硬さが変化する。
洗えない
低反発ウレタン枕のおすすめアイテム

・「エリオセルMF(マニフレックス)」の特徴
硬さはやわらかめ。
弾力性があり、もちもちした感触。
頭の形にフィットしやすい。
通気孔があり、通気性を改善している。
温度による硬さの変化がない。
洗えない

・「ビーズ」の特徴
硬さは普通。
クッションによく使われる素材で、独特のやわらかな心地。
流動性があるため、頭の形にフィットしやすい。
通気性はイマイチ。
洗えない

・「そば殻」の特徴
硬さはかため。
そばの実の殻を乾燥させたもので、日本では昔から使われている枕の素材。
放熱性・通気性が良い。
安価なものが多い。
天日干しせずに湿気の高いところで使用していると虫がわくことがある。
使用しているうちにそば殻が潰れて粉が出てくることがある。
洗えない

・「羽根・羽毛」の特徴
硬さはやわらかめ。
ダックやグースといった水鳥の羽根(フェザー)や羽毛(ダウン)を使用している。
ふんわりとやわらかく、ボリュームがある。
保温性・通気性・吸湿発散性に優れている。
ダウンの割合が多いほどふっくらとやわらかで、フェザーの割合が多いほど硬くなる。
洗えない

まとめ

理想的な枕について解説してきました。
枕の高さを選ぶポイントとして

  • 立っているときの姿勢がとれる枕の高さ
  • 頚椎(けいつい)を支える枕の高さ
  • うなじの隙間が埋まる高さ

をご紹介しました。

素材については、これもひとそれぞれ好みや硬さがあるのでどれがいいとはいいきませんが、IKEAやニトリなどの寝具量販店にいって実際試してみるのが一番だと思います。